目がさめるとボクはおさとうになっていました。
こまっているとおさとうのくまさんあらわれました。
「ぼくがもとにもどるおてつだいをしてあげる。」
くまさんはまほうでおかしでできたくるまをつくりました。
「これでおかしのおうこくにいくんだ。
さあ、のって。」
カラフルなおしろがみえてきました。
「あれがおうこくのおしろだよ。
おうさまがもとにもどる方法をしっているんだ。」
おしろにはいると、うまのおうさまがいました。
おうさまにもどるほうほうをたずねます。
「ふむ、もとにもどるには月にあるほうせきのおかしをたべるのだ。」
「じゃあこれにのって うちゅうにとびだそう。」
くまさんはまほうでおかしのロケットを つくりました。
「これで月までひとっとびだよ。」
ロケットはあっというまにうちゅうにうちあがって
まんまるの月がみえてきました。
「あそこにちゃくりくしよう。」
そこにはきらきらひかる甘いほうせきがありました。
「やったね。これでもどれるよ。」
ボクはちいさなおさとうのほうせきを口にいれました。
ちいさな甘いほうせきをたべると、
甘さが口いっぱいにひろがって
たちまち体はもとに戻りました。
君もひとつ、たべてみない?
おしまい